コロナ事態が引き金となって、オンライン授業が様々に模索されていますが、これを機会に、かなり以前、インターネットの利用が可能になったころに「講義」との関係で書いたものを読み直しています。そんな意味の、自分の振り返り用のページです。
ここに並べた論考は、書いた直後に日々変化していくネット環境を前に、正直読み返したくなくて、放置しておいたものです。ですが、自分でオンラン授業をやるなかで、そういえば以前書いたなと思うことにいくつもであったので読み返してみました。
たぶん、あのころから思考はあまり進化してないのですが、少しでも先にいくために、ここに再公開します。ご意見など賜れれば幸いです。
- 1998年:1990-1992と都立大学大学院でG.H.ミードを学んできて、それを元に考えた最初のころの論考。リアリティの源泉を相互作用過程に求めて、(マルチメディア的な対象のリアリティに対して「関係のリアリティ」に注目しようとしています。)
- 「電子メディア・コミュニケーション・モデルの検討-リアリティの源泉である相互作用過程に注目して」 1998年10月8日 情報処理学会・情報システムと社会環境研究会『情報処理研究会報告』IS-69-8
- 2000〜2001:まだ会社員ですが津田塾大学での講義の経験を報告してます
- 「インターネット技術に媒介された教室のインターラクション」 2001年8月31日 『社会情報』札幌学院大学社会情報学部紀要 vol11、No1
- 2002〜2010 作新学院大学大学の専任教員になってから。
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- 住基ネットをあつかってますが、人間コミュニケーションの対称性に注目してます。
- 「IT化」によって自覚される社会関係と対称性 2004年3月28日 作新学院大学人間文化学部紀要、第二号 https://bit.ly/36rFnVp
- 社会的信頼をパースペクティブから論じようとしているのですが、沈没してます。↓ やりたかったことの痕跡は残っている、ご迷惑論考..。
- 「真正性認証を支える社会的信頼関係」 2005年3月1日 『デジタルコンテンツの真正性認証に関する調査研究報告書』、財 団法人デジタルコンテンツ協会, pp33-41
- 住基ネットをあつかってますが、人間コミュニケーションの対称性に注目してます。
- 2001年に書いたものの続編のお話をシンポジウムでさせていただきました。
- 「Web2.0的ユーザとはなにか」,2007/8,『社会情報』Vol16 No2,札幌学院大学社会情報学部紀要
- typo満載の雑な仕上がりですが、ITを離れて、学生が「考える」ということを教師が「考えさせる」ということを考えています。シンポジウムでの報告。
- 「考えさせる教育」について考察するための覚書、2008/3、情報処理学会、情報システムと社会環境研究会、IS-103- 16